小樽発 団塊世代のとーさんとの同棲日記

膝の手術が縁で始まった、団塊世代のとーさんとの日々の生活を、綴ります。

 

小樽市にある神社のひとつ、水天宮の境内より、外人坂を見下ろす
gaizinnzaka

第一埠頭が見渡せます
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小樽市では、この時期になると、お祭りの季節になります。

6月14,15,16日は水天宮神社のお祭りでした。

境内の海側には、これって崖?という急斜面に階段がついた坂があります。

この坂の右手に、かつて、ドイツ人の貿易商が住んでいたことから、外人坂と呼ばれています。

また、第一埠頭が間近に見えます。

「この坂、ずーっと下っていくとよー、堺町通にでるんだわ。」

「うん、そうだ、そうだ、上ってきたことある。とーっても急な坂で、ぜーぜー言いながら上ったわ。」

堺町通は、小樽の観光名所となり、大勢の人が訪れています。

今頃ですと、関西方面からの修学旅行生が多いです。

「昔よー、この通は、遊郭がずらーっと立ち並んでいたんだ。

吉原の次くらいに、大きな遊郭だったんだぞ。」

へ〜、そうだったんだ〜びっくり

「遊郭の建物はな、殆ど下宿屋になったのよ。

壁は、土壁だったなー。港が近いから、木の柱なんて、潮風で、ぼろぼろだったよ。」

遊郭が下宿屋になり、今では、観光の名所か〜

港小樽は、たくさんの人の出入りが似合うのかな〜

 



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昔懐かしい、パイプ、マッチ、ライター、缶ピースなど を、ふらりと入ったそば屋でみつけました
retoronakan

とーさんは、マイルドセブンボックスを一日に一箱半吸います。

「箱に入ってるとよー、胸のポケットに入れといてもつぶれないべ。」

う〜ん、確かにそうだけど〜

朝、目覚めて、ベットで一服

新聞を読みながら一服

仕事中にスパスパ

家に帰ってきて一服

ご飯を終えて一服

寝る前にベットで一服

私は、全く吸いません。

あ〜んな煙、何が良いんだろー

大体隣で吸われると煙たくてさー涙目

そもそも、とーさんの喫煙歴は、小学校の5年生にさかのぼります。

「てぐり漁から帰ってきたおやじの船から、かっぱらってくるのよ。」

とーさんのとーさんもヘビースモーカーだったそうです。

当時、お父さんは、50本入りの缶ピースを吸っていました。

とーさん、小学生の時は、隠れて、吸っていたそうです。

中学生になると、親の前でも堂々と吸っていたそうです。

「自分の子供が高校生でタバコ吸いだしたときよ、怒れなかったべや。」

そりゃそーだぁぁぁぁー・・・

毎年、会社の健康診断で異常なしだけど、

吸いすぎはやめようね





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小樽市銭函にある喫茶店、葦笛洞におかれているラジオ
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小樽といえば海

海といえば港

港といえば漁師

漁師の息子といえばとーさんえ?

漁師をしていたとーさんの家は、港のすぐそばにたっていました。

50年ほど前、家にはラジオがありました。

当時は、NHKとHBCの2局しかなかったそうです。

「マンガの赤胴鈴之介といがぐりくんをやっててよー、よく聞いたなー。

あとよ、歌のない歌謡曲ってやってたなー、歌がなくて、音楽だけのなー。」

へ〜、とーさんのダンス好きは、ラジオの音楽を聞いてたからなのかな〜

「朝7時頃、親父の船がはいってくるのよ。そん時になるとお袋が短波に切り替えて、船の無線を聞いてたよ。」

居間に、洗濯物を干すために、太い針金を張っていたそうです。

「針金をわざと、ラジオに通してたよ。それが、アンテナになってたんだなー。」

潮の香りのする中、ボーッという船の汽笛を聞きながら、ラジオを聞いて育ったとーさんです。

だから、潮の香りがすると歌いたくなるんだね〜♪おんぷ♪

 

 

 

 


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小樽市銭函の喫茶店にある蓄音機
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中学を卒業後、自動車の修理工として働き始めたとーさん、給料の殆どを家に入れておりました。

その中から、わずかばかりの小遣いを貯めて、

17歳の時、友人からダイヤトーンのステレオを無理やり売ってもらったのです。

「なまら音が良くてよ、粘って粘って、売ってもらったべや。そん時で10万したのよ。頭金に少し払って、後は1年かけて払ったのよ。」

ダンスホールに通い、毎晩のように若い女性と踊っていたとーさん、マンボやジルバのレコードをかけて華麗なステップを思い浮かべていたそうです。

やんや、その頃のとーさんをみてみたかったわー

「腹が減って、どうしようもない時、ヘッドホンつけて、音をでっかくしてきいたのよ。腹がブルンブルン震えて、気がまぎれたのよ。」

ホー、これはダイエットにいいかも絵文字名を入力してください

「それとよ、北島三郎。5枚の全集を買ってよ、聞いたなー、ホント、よーく聞いたなー。

さぶちゃんは最高だなー。」ぜぇぜぇ、、はぁ、はぁ、、パート3


22歳で結婚したとーさん、8畳二間のアパートに、ステレオを持っていきました。

かーさん(死んだ女房)は、掃除をしている間中サブちゃんを毎日聞いていたそうです。

歌って踊れるダンプ乗りは楽しいよ〜

 

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天狗の装束
tengu

天狗のはく一枚歯の下駄
geta

小樽市には、天狗山という名の山があります。

頂上側のロープウェー乗り場に隣接して、天狗のお面やら装束が展示してあります。

「俺の友達よ、自営してたべ。祭りになると、頼まれて、天狗の格好して、練り歩いてたのよ。

下駄の歯が一枚歯でよー、なまら疲れたっていってたっけ。」

この友人は、現在脳梗塞の後遺症で、麻痺が残り、行列に参加できなくなってしまいました。

一枚歯の下駄なんて履いたことないなー。

絶対こけるぞ〜顔10

「一時間も歩けば慣れる。こけねーぞ。」

「俺が学校さ行く時はよ、歯の長い下駄履いていったぞ。」

え〜下駄〜黒な

とーさんの時代は、小学校、中学校の通学に下駄を履いていたそうです。

一部の裕福な家庭の子が、裏地のついたゴム製の短靴を履いていたそうです。

下駄の歯は、すぐに減ってしまうので、歯の長いものを履いていたんだそうです。

どーりで、とーさんの足、ガッチリしてる顔16

私が小学校に行く頃は、下駄をはいて通学してる子なんていませんでした。

ズックと呼ばれていた短靴が、一番多かったように思います。

裸足に下駄を履いて、鍛えた足で

人生を歩いてきたんだねー

 

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