
小樽は、かつて、ニシンが大漁に獲れていた頃、とても繁栄していました。青山別邸には、ガラスの浮き玉、大漁旗、漁の写真等が、ちょこっと展示してあります。
ニシンが獲れなくなると、小樽の街も寂れていきました。使われなくなった石造り倉庫、ニシン御殿、石造りの社屋などを壊す経済力も無かったおかげで、かつての街並が保存され、小樽観光が成り立っています。
今では、中国、韓国などアジアからの観光客にロマンティクな雰囲気が人気を集めています。
ペ・ヨンジュを育てた韓国の映画監督も、小樽を大変気に入り、小樽を舞台にした映画制作を検討している、という話が聞こえてきます。
さて、かつて、一升瓶を空けても、けろっとしていたとーさん、またまた会社で、京極にジンギスカンを食べ、ニセコ駅近くの温泉に入り、真狩で名水を汲んでくることになりました。
「腰がいてーからって、行かないわけに、いかんべや、仕事へらされるどー。」
と言って、出かけていきました。
つーことは、今晩は、ご飯支度がいらないぞー、やったね!、楽できるわー
るんるん気分で帰宅すると、とーさん、案の定二階で寝ておりました。
あれっ、ありゃ、あれあれあれー、
きゃー!とーさんの額から血が〜〜〜
わ〜〜〜ん、どーしよー
とーさん、死なないで〜〜〜
「お帰り、いやー、酔っ払って正体なくなってよ、多分、水汲みによ、車から降りた時、足、滑らしたみたいなんだわ、血ー出てるのも全然わからなかったのよ。まだ、出てるかー。」
額には、サビオが一枚貼ってあり、そこから少しずつ流れ出た血が固まっていました。お湯で絞ったタオルで、そーっと拭き取り、ヨシヨシ、いい子、いい子と慰めて、あげました。
今回のおみやげは、命がけで汲んだ名水とおからドーナツ、血染めのズボン、シャツ、ジャンバーの洗濯!
後日、会社で聞いてきたところ、とーさんは、日本酒6合とビール二缶に飲まれてしまったそうです。
「俺も、すっかり弱くなったなー。年かなー。」
呑めなくなったほうが良いのです。
だって、そのほうが長生きできるもの。
ずーっと一緒にいたいもの
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